さてCS:GOのプロシーンでは夏休みも終わり、様々なチームは次のシーズンの開幕に向けて準備しています。今回は7月のIEM Cologne終了後に結成された新体制のチームを振り返って確認していきます。
Natus Vincere
移籍ではありませんが、sdyがIEM Rio Majorまでチームに加わることが確定しました。新シーズンに向けての話題の1つとなっています。
sdyはBLAST Premier Spring Groupsで優勝し、Naviを金メダルに導きましたが、IEM Cologneでは決勝でFaZeに敗れ、惜しくもトロフィーを逃しました。
チームがさらに練習を積み、Naviが2回目のメジャー大会優勝に挑むことは間違いなく、NaviがFaZeとトップの座を争う戦いは必見です。

Oleksandr "s1mple" Kostyliev

Denis "electroNic" Sharipov

Ilya "Perfecto" Zalutskiy

Valeriy "b1t" Vakhovskiy

Viktor "sdy" Orudzhev (スタンドイン)

Andrey "B1ad3" Gorodenskiy (コーチ)
Vitality
VitalityはIEM Katowice、PGL Major Antwerp、IEM Cologneという大きなイベントであまりいい成績を出せていません。その結果、
misutaaaを外し、代わりにENCEから
Spinxを獲得しました。apEXはロールの問題があったが既に解決したと言っていますが、今後彼らがどうなっていくのか、そしてこの移籍が彼功を奏すのか注目です。

Dan "apEX" Madesclaire

Mathieu "ZywOo" Herbaut

Peter "dupreeh" Rasmussen

Emil "Magisk" Reif
Kévin "misutaaa" Rabier → 
Lotan "Spinx" Giladi

Danny "zonic" Sørensen (coach)
ENCE
SpinxがVitalityへの移籍を決めた後、新しいプレイヤーを探し回るのは大変だったでしょう。ライバルであるFaZeを世界ランキング1位から引きずり下ろすべく、ENCEはスペインで話題のSunPayusと、デンマーク人のvaldeを獲得しました。
Spinxの穴を埋めるのは難しいが、この移籍が結果に繋がれば面白い展開になるでしょう。

Marco "Snappi" Pfeiffer

Paweł "dycha" Dycha

Pavle "Maden" Bošković
Olek "hades" Miskiewicz → 
Alvaro "SunPayus" Garcia
Lotan "Spinx" Giladi →

Valdemar "valde" Bjørn Vangså

Eetu "sAw" Saha (コーチ)
G2
Naviの陰で過ごしていたG2は、新しくメンバーを一新しました。
しかし、8ヶ月後が経っても彼らのタイトルは取れていません。そこで、jksとHooXiをチームに迎え入れ、挑戦をしました。特にインゲームリーダーを務めるHooXiは英語圏のチームを率いるのは初めてで、jksは(IEM KatowiceでFaZeの代役として出場した以外では)しばらく試合から離れていたため、環境に適応できるかがチームのモチベーションにつながったりします。

Nikola "NiKo" Kovač

Nemanja "huNter-" Kovač

Ilya "m0NESY" Osipov
Aleksi "Aleksib" Virolainen →

Justin "jks" Savage
Audric "JACKZ" Jug →

Rasmus "HooXi" Nielsen

Rémy "XTQZZZ" Quoniam (コーチ)
Liquid
LiquidがYEKINDARをチームに入れようとしいているのは周知の通りです。ラトビア出身のYEKINDARは、IEM Cologne大会でNAチームからデビューし、今年最高の成績を収めたことで、すぐにその存在を知られることになりました。チームメイトからも賞賛の声が上がり、彼はBLAST Premier Fall Groupsでまた起用されます。チームがアメリカを拠点に置いてる都合上、完全移籍の可能性は不透明ですが、今はこの彼の新しい挑戦を応援してあげましょう。

United States Jonathan "EliGE" Jablonowski

Nick "nitr0" Cannella

Keith "NAF" Markovic

Josh "oSee" Ohm

Mareks "YEKINDAR" Gaļinskis (スタンドイン)

Damian "daps" Steele (コーチ)
BIG
BIGはRoobet Cup 2022で優勝をしましたが、今年の大半は成績不振です。いくつかの大会で4位入賞などを果たしたものの、タイトル争いに加わったり安定して上位に進出したりする事はほとんどありませんでした。
k1toはチームに適応し、syrsoNが2020年のピークに近づく活躍を見せてくれれば、BIGは飛躍的に向上するのではないでしょうか。

Johannes "tabseN" Wodarz

Florian "syrsoN" Rische

Josef "faveN" Baumann

Karim "Krimbo" Moussa
Tizian "tiziaN" Feldbusch →
Niles "k1to" Gruhne

Fatih "gob b" Dayik (コーチ)
Movistar Riders
Movistar Ridersの昨シーズンの終わりは、まさに異常としか言いようがないものでした。ESL Challenger Valenciaを電撃的に突破し、IEM Cologneで準決勝に進出したことは、彼らにとっても予想外の快進撃でした。
しかし、この成功の理由は、当時スターだったAWPerのSunPayusに依存するもので、ENCEに移籍をした彼なしで軌道に乗れるかは難しいかもしれません。後任のMartinezSaはHLTVの記録には44マップのデータしかありません。チームランキングのトップ30に食い込むことはできるかもしれませんが、今年前半の快進撃を維持するのは難しそうですし、新メンバーが定着するまでに時間がかかると思われます。

Alejandro "mopoz" Fernández-Quejo Cano

Alejandro "alex" Masanet

David "dav1g" Granado Bermudo

Raúl "DeathZz" Jordán Nieto
Alvaro "SunPayus" Garcia → 
Antonio "MartinezSa" Martinez

Galder "bladE" Barcena (コーチ)
Copenhagen Flames
Copenhagen Flamesはプレイヤーとコーチを完全に入れ替えました。移籍としてはHooXiがG2へ、jabbiがHeroicへ、nikoodozとroejがFnaic、ZyphonがSproutに行きました。
そしてチームはbirdfromskyをインゲームリーダーに迎え、新らメンバーで活動していきます。結成まもない事もあり、多くの収穫を得られるかどうかは議論の余地がありますが、個々が自分の力を発揮し、連携をしていけばきっと素晴らしいものになるのではないでしょうか。
Rasmus "HooXi" Nielsen →
Rasmus "raalz" Steensborg
Fredrik "roeJ" Jørgensen →

Johannes "b0RUP" Borup
Jakob "jabbi" Nygaard →

Thomas "TMB" Bundsbæk
Rasmus "Zyphon" Nordfoss →

Thomas "birdfromsky" Due-Frederiksen
Nico "nicoodoz" Tamjidi →

Iulian "regali" Harjău
Daniel "Vorborg" Vorborg (コーチ) →

Benjamin "cube" Stabell (コーチ)
Sprout
Sproutのオフシーズンは、比較的複雑なスタートでした。長期に渡り活躍していたメンバーであるSpiidiとraalzが離脱しました。ESL Challenger League Season 41では5-6位を獲得しましたが、ESL Pro League Season 16 Conferenceでは惨敗を喫してしました。
その後、Copenhagen FlamesからZyphon、Heroicからrefrezhを獲得しました。refrezhは彼のキャリアで初めてのインゲームリーダーを務める事になりました。彼の指揮が力を果たしてチームを勝利に導けるでしょうか?
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refrezhはSproutでインゲームリーダーを務める |

Fritz "slaxz-" Dietrich

Victor "Staehr" Staehr

Laurențiu "lauNX" Țârlea
Timo "Spiidi" Richter → 
Rasmus "Zyphon" Nordfoss
Rasmus "raalz" Steensborg →

Ismail "refrezh" Ali

Danny "BERRY" Krüger (コーチ)
Apeks
2022年の初めに発表された新しいチームであるApeksは、STYKO、nawwk、jkaemとTier1での確かな経験を持つ選手が加入し、有望視されていました。しかし結果は今ひとつで、その後若手のjLやフランスのベテランshoxを獲得し、世界ランキングの上位を目指すことにりました。果たして、この豪華な顔ぶれで成果はでるのか期待です。
Before
Asger "AcilioN" Larsen → 
Justinas "jL" Lekavicius
Hugo "chawzyyy" Günther → 
Richard "shox" Papillon

Martin "STYKO" Styk

Tim "nawwk" Jonasson

Joakim "jkaem" Myrbostad
Pål "Polly" Kammen (コーチ) →
Jakub "kuben" Gurczynski (コーチ)
fnatic
fnaticはここ数年、Counter-Strikeでの歴史に名を残すようなチームとしては、圧倒的な強さを誇っています。インゲームリーダーであるALEXを離脱させ、meziiがインゲームリーダーを執ることになりました。エントリーはFASHRが担当し、fnaticが強豪と戦えるだけの力を蓄えているのは間違いないです。役割とロスター構成に関する不確定要素が解消され、fnaticはESL Pro League Season 16で新しい5人組と初対面し、Natus Vincere、Ninjas in Pyjamas、Vitalityといったチームと一緒にグループAで戦います。

Freddy "KRIMZ" Johansson

William "mezii" Merriman

Nico "nicoodoz" Tamjidi

Fredrik "roeJ" Jørgensen
Ludvig "HEAP" Alonso (トライアウト) → 
Dion "FASHR" Derksen

Jamie "keita" Hall (コーチ)
falcons
Falconsは2022年にいくつかの成功を収めることができましたが、ほとんどヨーロッパのTier 2大会とフランス国内のシーンに限定されており、ESL National Championship France SpringとESL Challenger League Season 41での勝利までが最大のハイライトとなっています。

Ali "hAdji" Haïnouss

Bryan "Maka" Canda

Jordan "Python" Munck-Foehrle
Nicolas "Keoz" Dgus → 
Nathan "NBK-" Schmitt
Jayson "Kyojin" Nguyen Van → 
Kévin "misutaaa" Rabier

Steeve "Ozstrik3r" Flavigni (C)
Complexity
Complexityは2022年に入り10連敗が続きました。5月以降の唯一の勝利はPGL Antwerp MajorでモンゴルのIHCを相手にした試合だけです。その最大の原因は、juniorのレーティングが0.98と低調だったことにあります。チームは、最終的にj
uniorに代わり、hallzerkにをチームに加えました。Dignitasでスウェーデンのレジェンド達とプレイした彼は、juniorのレーティングの0.94に対して、1.04と間違いなく結果は出しています。しかしまだ加入して日は浅いです。この調子をキープできるのかが大事になってきます。

Johnny "JT" Theodosiou

Justin "FaNg" Coakley

Ricky "floppy" Kemery

Michael "Grim" Wince
Paytyn "junior" Johnson → 
Håkon "hallzerk" Fjærli

Tiaan "T.c" Coertzen (コーチ)
Evil Geniuses
2021年と2022年は、Evil Geniusesにとって本当にひどい年でした。autimatic、RUSH、Stewie2Kのメジャー優勝経験者の再結成は、チームを軌道に乗せるはずでしたが、叶わず惨敗。特にPGL Antwerp Majorを逃したのは大きかったです。
そこでチームを立て直すべく、neaLaN、Vorborgを向かい入れ、カナダの若手であるHexT起用しました。シアトルに拠点を置くEvil Geniusesの今後の再建に期待です。

Vincent "Brehze" Cayonte

Tsvetelin "CeRq" Dimitrov

Timothy "autimatic" Ta
William "RUSH" Wierzba →

Jadan "HexT" Postma
Jake "Stewie2K" Yip →

Sanzhar "neaLaN" Iskhakov
新加入

Daniel "Vorborg" Vorborg (コーチ)
Imperial
PGL Antwerp Majorで9-11位となったImperialは、Last Dance、いわゆる有終の美を飾る引退劇となるはずでした。しかし結果はすぐに出なくなり、fnxをベンチに移動させ、長年ブラジルシーンを支えてきたコーチのpeacemakerを解任する決断。そしてMIBRからcheloを獲得しました。MIBR時代でも圧倒的な力を持っていたcheloの加入でチームの士気は上がっていくのか注目ですね。

Gabriel "FalleN" Toledo

Fernando "fer" Alvarenga

Ricardo "boltz" Prass

Vinicius "VINI" Figueiredo
Lincoln "fnx" Lau → 
Marcelo "chelo" Cespedes
Luis "peacemaker" Tadeu (コーチ)
その他の移籍情報
Eternal Fire

Ismailcan "XANTARES" Dörtkardeş

Özgür "woxic" Eker

Ömer "imoRR" Karataş
Yasin "xfl0ud" Koç → 
Engin "MAJ3R" Küpeli
Buğra "Calyx" Arkın → 
Ahmet "paz" Karahoca

Timur "bishop" Şengül (コーチ)
→ 
Canpolat "hardstyle" Yıldıran (コーチ)
HEET

Aurélien "afro" Drapier

Alexandre "bodyy" Pianaro

Thomas "Djoko" Pavoni

Pierre "Ex3rcice" Bulinge
Lucas "Lucky" Chastang → 
Audric "JACKZ" Jug

Matthieu "matHEND" Roquigny (コーチ)
MIBR

Raphael "exit" Lacerda

Matheus "Tuurtle" Anhaia

Jhonatan "JOTA" Willian

Breno "brnz4n" Poletto
Marcelo "chelo" Cespedes → 
Henrique "HEN1" Teles

Bruno "BIT" Fukuda Lima (コーチ)
paiN

Rodrigo "biguzera" Bittencourt

Vinicios "PKL" Coelho

Wesley "hardzao" Lopes
Gabriel "NEKIZ" Schenato → 
Felipe "skullz" Medeiros
Gabriel "nython" Lino → 
Romeu "zevy" Rocco

Henrique "rikz" Waku (コーチ)
ORDER

Alistair "aliStair" Johnston

Joshua "INS" Potter

Jay "Liazz" Tregillgas

Simon "Sico" Williams
Jordan "Hatz" Bajic → 
Declan "Vexite" Portelli

David "Kingfisher" Kingsford (コーチ)
into the Breach

Adam "Adam9130" Ahmad

Cai "CYPHER" Watson

William "dobbo" Dobson
Owen "smooya" Butterfield → 
William "draken" Sundin
Thomas "Thomas" Utting → 
Alfred "RuStY" Karlsson

Gustavo "Juve" Alexandre (コーチ)
割といいプレイヤーがFAになってただけあって「おお」ってなる移籍ばっかやな
返信削除個人的には前年のTier1チームから蹴られた2人が加入したsproutに密かに期待
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