テロリストはより安価なAK-47という点で若干有利かもしれませんが、カウンターテロリストはM4A4かM4A1-Sを選ぶ事出来ます。M4A1-SとM4A4は一見似ているように見えますが、全く違います。
M4A1-Sは、より値段が安い上リコイルがM4A4よりも楽に出来る代わりに球数が少ないです。逆にM4A4はリコイルが必要ですが球数が多いです。接敵する際に距離があるマップやサイトではM4A1-S、ラッシュされやすいマップやサイトではM4A4を使う事が多いでしょう。
6月のアップデートでは、M4A1-Sがあまりにも強すぎるという意見が多く、球数を25発から20発に少なくするというナーフを実施しましたが、実際の統計ではさほど変化が見られないようです。
M4A1-Sのナーフは本当に効果があったのか?
統計によると、M4A1-Sはまだバランスの取れた武器ではなく、プレイヤーはM4A4よりもM4A1-Sを好んでいるようです。
アップデート前はダメージの増加、音が静かな点、そしてなんと言っても安いという理由からM4A1-Sが圧倒的に選ばれていました。valveはこれに注目し、M4A1-Sのマガジンを20発に減らすという、アップデートを行いました。しかし、HLTVに掲載された統計によると、未だにM4A1-Sを使っているようです。
右がアップデート前6か月、左がアップデート後1か月のデータ |
アップデート後も約24.5%のプレイヤーがまだM4A1-Sを使っています。これはAK-47に続く最も人気のある武器の1つであることに変わりはありません。M4A1-Sのピック率はごくわずかに低下していますが、Valveが思っていた以上に効果がないことが分かります。CTサイドでの戦い方としてM4A1-Sを用いてタップ撃ちで戦う事になれたのかもしれません。
アップデートの本来の目的は状況に応じて両武器のピック率をバランスさせることです。今までは近距離で戦う時は球数が多いM4A4を使っていましたが、ほとんどのプレイヤーM4A1-Sを使い続けています。スプレー派もタップ派も、20弾発のM4A1-Sに適応していったようです。
事実として、未だにM4A1-SはM4A4よりも優れた武器です。レベルの高いプレイヤーは通常数回のバーストで敵を仕留めるため、球数の少なさは気になりません。その上、サイレンサーがあり、ダメージ量も高いためM4A4を選ぶメリットはあまりありません。
そう考えると6月のアップデートは不十分と言えるかもしれません。ピックバランスを変える為にも今後の調整は必要かもしれませんね。
参考
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