nitr0は、NAシーンを代表するインゲームリーダー(IGL)の一人ですが、以前はエントリーフラガーを担っていました。
Team Liquid が公開した彼のミニドキュメンタリーの中で、nitr0はエントリーフラガーをしていた当時、最高の個人スキルを持つプレイヤーであったにも関わらず、なぜCインゲームリーダーへと変更をしたのかを明かしました。
キャリアの初期段階である2014年において、nitr0は典型的なエントリーフラッガーとして名を馳せていました。2015年に入ると、EliGEとのコンビネーションは圧倒的な破壊力を持つようになりました。
しかし、北米のトップチームでありながら、Liquidは国際的なチームにとって脅威とは程遠くある種の変化が必要でした。その結果、Nitr0は今のエントリーフラガーを捨て、インゲームリーダーになると決断しました。
ニトロの妻であるHarper Cannellaは、「彼は長い間、インゲームリーダーをしてみたいと思っていたようで、実際にその為に必要なアイディアを持っていました。しかし、その役割を引き受けることに不安を感じていたのだと思います。」と語っています。
しかしnitr0は、個人のゲームプレイに集中するよりもチームの勝利を優先すべきだと思っていました。「インゲームリーダーを目指した最大の理由は、とにかく勝ちたかったから」だと、nitr0は語りました。
この決断を後押ししたのは、Team LiquidのゼネラルマネージャーであるSteve Perino氏の思いがありました。
「nitr0が選手としてのキャリアを積む上で、今よりもリーダーシップを発揮し責任を伴う必要があると感じました」と述べています。
そして2019年に入り、Liquidは好調になりました。Intel Grand Slam Season 2で優勝するなどを経て、当時としてはHLTVでの世界ランキングトップのCS:GOチームとなりました。
一度はVAROLANTに移行した彼ですが、またCS:GOに戻って来たnitr0。YEKINDARの去就問題もありますが、今後のチームの発展に注目です。
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