OutsidersのインゲームリーダーであるJameが、トーナメント運営について、Cybersport.ruでのインタビューで批判しました。メジャー大会を含めたトーナメントの運営方法について、試合中に使用することができるメモやノートなどの持ち込みについて批判しています。
Outsidersは今月初めに開催されたIEM Rio MajorでHeroicを破り、優勝を果たしました。しかし、トーナメントに参加している間、Jameはいくつかの気に入らない点があったと告白。それは、プレイヤーがタクティカルタイムアウトを取っている際にチームメイトに相談するために、戦略的な資料が書かれた紙やノートを試合中に持ち込み、使っていることでした。
パソコンの前にノートなどを置いて使うことを禁止して欲しい。ちょっとした不公平だと思います。こういう戦略的なシートはコーチだけが持っていて、タイムアウトの時にコーチからの声を通して使うようにして欲しいです。
その代わりにJameは、初期のルールに戻すことを提案しました。当時プレイヤーはトーナメントで自分のキーボードとマウスしか持つことができませんでした。プレイヤーは、一般的なスポーツと同様に、試合中に議論する代わりに、戦術や戦略をただ覚えていなければならなかったのです。
IGLという役割さえも薄れてきます。その場で何かを考えなければならない超天才的なリーダーである必要はないけど、今のルールだと50ラウンド分くらい戦術を紙に印刷して、「このラウンドは38ラウンド目をやるから38ページを開いてくれ」というようになります。これではIGLの存在意義とは何か分からなくなりませんか?ゲーム内での指示に長けているかが上手いIGLと下手なIGLを分ける要素だと思います。
チームでメモを確認したりや戦術の話し合いをできるようになったのは、Valveが最近メジャー大会において、コーチがチームと対話できる方法を変更したからです。ちなみにコーチが戦略について議論できるのは、タクティカルタイムアウトを取った時のみです。
Jameの意見がすぐにトーナメントの運営方法に影響を与えることはないでしょう。しかしながら、IEM Rio Majorでの彼の素晴らしいパフォーマンスと優勝をしたという功績を持つJameの意見の影響力は大きいです。 こういう提言が増えたりすると何らかの変更が生じるかもしれません。
それ言うたらDota2はどうなんやというお話で…
返信削除