Source Engine 2の実装
CSGO2での最も明白な変更は、Source 2エンジンへのアップグレードです。CS:GOは現在、オリジナルのSource Engineで動作しており、細かなアップデートはされているものの、使われているゲームエンジンは2004年から変わりません。
Source 2は2014年にリリースされたValveの最新のゲームエンジンで、すでにDota2、Artifact、Dota Underlords、Half-Life Alyxで実装されています。 その中でCS:GOはまだSource 2 にアップグレードされておらず、Valveは今のところ、アップグレードされることを公式に声明することを避けています。
しかし、3月5日にesportsジャーナリストのRichard Lewis氏によると、Source 2バージョンのCS:GOが同月にリリースすることを予定しているとのこと。
128tickrateのサーバー
現時点でCSGOでのサーバーでは64tickrateを採用しています。一方でFaceitや公式の大会では128tickrateのサーバーを採用している為、ユーティリティの軌道や着弾の反応などに違いがありました。しかし、Richard Lewis氏によると、公式のマッチメイキングでも128tickrateのサーバーを実装する予定だと言っています。
マップの改良
また、今回のSourse 2ではグラフィックの改良や最適化が行われると伝えられています。 マップに関してはリークやデータマイニングによる分析によると、2020年からValveはSource 2版のマップの制作に取り組んでおり、何回もテストされていることが明らかになっています。
2022年7月にはSource 2で改良されたShoots、Inferno、Lake、Overpass、Shortdust、Italyのマップが発見されました。
CS:GO 2のSource 2が具体的に何をするのかは明らかではありません。ValveはCounter-Strikeのコアゲームプレイを大きく変えるリスクは冒せませんが、ビジュアルと技術的な改良は予定されています。
CSGO 2でスキンは削除されるのか?
結論から言うと、CS:GOのスキン、ナイフ、ステッカー、その他のゲーム内アイテムが削除されることはありません。
CS:GOの運営においてValveはスキンの存在は大きいと考えており、これらのアイテムを削除したり、CSGO2に移植しなかったりすると、何百万ドルもの価値とプレイヤーの信頼を破壊することになるからです。
しかし、Source 2の実装により、グラフィックの変化や新しい要素を加えることは十分に考えられます。現在よりも複雑なデザイン、テクスチャ、パターンテンプレートを作成できるようになる可能性があります。
CSGO 2はいつリリースされるか?
Richard Lewis氏の報告によると、CSGO2は、2023年3月中にベータ版でリリースされる予定だとのこと。
また、「Counter-Strike」だけで登録された商標は、「Global Offensive」を名前から外す可能性があるそうです。 このため、現在の「Terrorist」と「Counter-Terrorist」という名称の変更し、ある意味言葉を和らげる可能性もあります。
公式からのアナウンスはまだ一切ない為、Richard Lewis氏の分かっている情報しか出回ってませんが、3月中にCSGO2のベータ版をリリースする意図があるのであれば近日中に何らかの発表があるでしょう。
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