FaZeがCS2として初のトロフィーを獲得　エキシビションではCTが爆弾設置できるバグが発生

スターが揃ったFaZeは、IEM Sydney 2023でComplexityとの劇的な決勝戦を制しました。

CS2がリリースされて初めての大会であるIEM Sydney 2023は10月16日に開幕しました。そしてFaZeは今大会で素晴らしいパフォーマンスを見せ、Complexityとの決勝戦での勝利で締めくくりました。最初のマップであるOverpassはComplexityが13-11と接戦の末に勝利しましたが、Nuke、AncientではFaZeが勝ち優勝しました。この勝利により、FaZeは$100,000とIEM Katowice2024の出場権を獲得しました。

CTが爆弾設置できるバグが発生

開催国であるオーストラリアとイギリスによるエキシビションマッチでは、CS2のバグが見られ話題になりました。CTが落ちてるC4を何故か拾えてしまい、持って帰り設置→解除を平然とするSPUNJ氏が話題になっています。

IEM Sydneyのまとめ

【獲得賞金】

1位 FaZe - $100,000 + IEM Katowice 2024

2位 Complexity - $42,000

3位 MOUZ - $20,000

4位 G2 - $20,000

5位 ENCE - $10,000

【ベスト5】

以下HLTVが選んだ役割ごとのベスト５です。

・アンカー

彼が生み出した新しい手榴弾と戦術は、FaZeの勝利への直接的な要因となりました。彼はグループステージではかなり低調だったが、ENCEとMOUZを相手に躍動し際立っていました。

・AWPer

brokyは、安定したプレイとと驚異的なCTサイド（レーティング1.34）で、大会を通してFaZeで最も安定したプレイヤーでした。彼のとても慎重なAwperとしての動きは格別で、いくつかのマルチキルとクラッチを見せてくれました。

・IGL

EliGEの加入後、JTの役割はより機能しており、よりサポート的なライフラーの役割を担い、彼の特徴であるフラッシュアシスト（1ラウンドあたり0.09、5位）とクラッチ（11回）をしました。G2とCloud9を倒してComplexityを大会として初の決勝に導きました。

ちーむとしては決勝で惜しくも敗れたが、Ancientで3-10と劣勢に立たされた状況から、延長戦に持ち込んだことは、多くのチームが敗退していたであろう状況の中で見事なカムバックを披露しました。

・Opener

今大会MVPの彼は今大会のベスト5(オープナー)にも選ばれました。彼は14％のラウンドでオープナーを獲得し、FaZeは彼がピックを見つけたラウンドの62％で勝利しました。また3つの試合でレーティング1.50を記録し、決勝のAncientでは1.32でした。

「CS2は、(今は)自分のプレイスタイルに合っていると思う。」とも語っています。

・特別枠(その他)

ropzがアンカーとして選ばれたこともあり、EliGEが特別枠でランクインEliGEはプレーオフで1.30、ADR88というここ数年で最高のパフォーマンスを見せ、決勝ではComplexityのベストプレーヤーとなりました。

Liquid、cadiaN加入間近に伴いoSeeに移籍の模索にゴーサイン。Twistzzの復帰の可能性も

cadiaNがLiquidに移籍する可能性が高まる中、AWPerであるoSeeが移籍を模索している模様。現時点では何も確定していませんが、LiquidはoSeeがRainwakeやPatsiと共にベンチや構想外に追いやられる可能性があるようです。

拠点をNAからヨーロッパに変えてからパフォーマンスは上がっておらず、アクティブメンバーに変更が来ることが期待されています。cadiaNが加わることが期待されている中、元HeroicのIGLは主要なAWPerになることも期待されています。AWPerであるoSeeにとっては難しい立場になります。