HLTV翻訳抜粋：ENCEのキャプテン SnappiがCS2を語る

Marco "Snappi" Pfeiffer、1990年の33歳、デンマーク生まれ、ENCE所属。
2008年から現在までプレイヤーとして活動しています。

Intel Extreme Masters Dallas 2023・DreamHack Open Atlanta 2019・Intel Extreme Masters Dallas 2023　三つの大会で優勝を収めていますがこの中で最も位が高い大会、S-tierの大会は Intel Extreme Masters Dallas 2023の一つしかありません。これはCSプレイヤーのプロとして活動を始めてから2023年にダラスで行われたこの大会まで無冠であったことを意味します。IGLとエントリー、二つの重い役職を担い続けているベテランプレイヤーです。

ENCEのキャプテンであるMarco "Snappi" Pfeifferは、MR12に対する考えを明確にし、代替策を話しました。 Snappiは、マッチの長さを短縮する代替策を求めています。 ENCEは、IEM Sydneyに向けての練習時間が限られていましたが(ENCEは、ESL Pro League Season 18の準決勝進出とBLAST Premier Fall Showdown Europeに参加していた為）、チームはIEM SydneyにてLynn Vision Gaming、Fnaticに勝利し、プレーオフ出場を決めました。

Snappi:
「ひどいと思います。どちらも良くないと感じており、peeker's advantageはまだ（オンラインとLANどちらも）非常に高いと感じています。私たちのチームでは、LANとオンラインの違いをあまり感じませんでしたが、それは気のせいかもしれません。それでも、peeker's advantageは本当に高いように感じます。」

インタビュアー：
「MR12について前に話しましたが、負けているチームが巻き返すラウンドがほとんどないことについての変更以外に、どのような変更がありましたか？」

Snappi:
「それは戦術的にひどい変更で、Counter-Strikeを悪く見せるものです。試合時間を短縮したい場合、もっと多くの機会がありました。何度も言っていますが、1:40、1:45のラウンドタイムに変更することができました。それにより、各ラウンドが10〜15秒短縮され、より速く、楽しく、爆発的なCounter-Strikeになると思います。

(VALVEは)タイムアウトの数を2つまたは3つに減らすこともできました。それにより、マップから1〜2分を削除できます。また、フリーズタイムを5秒減らすこともできました。合計で、マップの時間を8〜9分削減できたと思います。なぜMR12に変更する前にそれをやらなかったのか理解できません。多くの人々がそれについてがみがみ言っているので、そのためこの変更はプレイヤーに考慮されず行われたと思います。

なぜなら、良い戦術的なCounter-Strikeは相手に適応することも含まれますが、今では12ラウンドしかありません。実際に多くの場合、パターンを読み、良いコールを行うのはラウンド11から15ですが、それらはもう存在しません。そのため、Counter-StrikeはMR12に変更する代わりに、私が言っている変更のいくつかを考慮すべきだと思います。それは起こらないことはわかっていますが、Counter-Strikeを良く見せることはできると思います。」

インタビュアー:
「NertZがEPLで言ったことの一つは、ENCEが将来的にVitalityよりも優れているかもしれないということでした。Vitalityは敗退し、あなたはプレーオフに進出しています。それについてどう感じていますか？」

Snappi:
「他のチームと比較するつもりはありませんが、CS2には多くのポテンシャルがあると思いました、特にpeeker's advantageがあると。我々(ENCE)はスイング(角から横に遠い地点までピークしてから射撃する事）が好きで積極的なプレーヤーが多いチームなので。特にMadenのようなプレーヤーが恐らく強化されることを意味しています。したがって、peeker's advantageに関する変更の多くはENCEにとって有利です（笑）、しかし、それがCounter-Strikeにとって有利かどうかはわかりません。」