ZywOoがdonkやm0NESYとの関係を語る 「メッシとロナウドみたいなもの」

2025年2月5日水曜日

インタビュー 選手

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IEM Katowice 2025がクライマックスに近づく中、VitalityのZywOoが、現在台頭する若手選手donkやm0NESYとの競争、自身のバランスの取れたプレースタイル、そしてVitalityのロスター変更による影響についてBo3.ggのインタビューで語りました。


donkとm0NESYとのライバル関係について

― donkとm0NESYとの競争で最も楽しんでいることは?

競争そのものが楽しいんだ。だからこそ、このゲームが好きなんだよ。常に誰かが自分を押し上げてくれる。僕がキャリアを始めた頃はs1mpleがいたし、今はdonkとm0NESYがいる。競争がなかったら退屈になってしまう。

彼らのプレーを見るのも楽しいし、時には彼らが負けるのを楽しむこともある。これはライバル関係の一部だよ。レブロン・ジェームズ対マイケル・ジョーダン、メッシ対ロナウドみたいなものさ。僕にとっても大きなモチベーションになっているよ。

プレースタイルと個人ランキングについて

― 今年1月、donkが1位になるのは既定路線だったが、2位があなたかm0NESYかで注目されていました。

僕のプレースタイルはあまり派手じゃない。donkやm0NESYのほうが爆発的で、信じられないようなフリックショットやクレイジーなプレーをする。

でも、僕はそういうことをしない。彼らのプレーの方が観客に好まれるかもしれないね。僕のスタイルはdev1ceに似ていて、ポジショニングやスマートなプレー、ゲームコントロールに重点を置いている。

観客のためにプレーするのではなく、自分のゲームをするんだ。もちろん、トップ2には入りたかったけど、去年はあまり良い年じゃなかった。今年はもっと良い成績を残すよ。

― 個人ランキングで1位や2位になることにこだわりはある?

正直、それほど気にしていない。シーズン中はチームの課題やトーナメントに集中しないといけないから、ランキングのことを考える余裕はないんだ。シーズンがどうなるかは誰にも分からないし、HLTVのランキングに気を取られたくないね。

donkとの実力差について

― 2024年にdonkとの間に実力差を感じたことはありますか?

正直、大きな差はないと思う。僕たちはみんな強い年を過ごした。donkはKatowiceで驚異的な活躍をしたけど、年間を通してみれば、実力差はほとんどなかったよ。

メジャー前までは、m0NESYがトップ1と言われていたし、その後donkがメジャーMVPを獲得して1位になった。最後の一ヶ月まで誰がトップになるか分からなかったし、誰でも誰にでも勝てる状況だったと思うよ。

s1mpleとのライバル関係と現在の競争について

キャリア初期はs1mpleとライバル関係にあったと思います。今はどうですか?

寂しいとは思わないけど、シーン全体としては彼の存在が大きかったね。彼はこのゲームに多くのものをもたらした。でも僕にとっては何も変わらない。今はdonkとm0NESYがライバルになったけど、僕のマインドはずっと変わっていないよ。

Vitalityのロスター変更について

― 他チームはメンバーをあまり変えなかったが、Vitalityはロスター変更を行いました。それは有利に働くと思いますか?

大きなメリットがあると思うよ。ropzが素晴らしいアイデアをもたらしてくれたし、チームのケミストリーも抜群だ。去年はトップ4のチームだったけど、あと一歩が足りなかった。

2023年にメジャーや他のタイトルを獲得した後、進化する必要があったんだ。ropzはIntel Grand Slam、Cologne、Katowice、メジャー、全てを勝ち取った選手だけど、まだ勝ちたいという意欲がある。

そのエネルギーがチームに伝わっている。それこそが僕たちに必要だったものだよ。

チームの変化と今後の展望

― どの点が一番改善されましたか?

純粋なパワーはそれほど変わっていないけど、プレーを楽しめるようになった。新しいロスター、新しい戦術、新しいアプローチで、ワクワク感があるんだ。

練習でも以前より楽しいし、個々のパフォーマンスも良い。それが大きな違いを生んでいるね。

フレンチCS、Anubisについて

― 3DMAXとの対戦は久しぶりのフランスのチーム同士の対決でした。

まるでダービーマッチだったね。フランスチームと対戦するのは2021年以来だった。Apexと僕は彼らをよく知っているから、不思議な感覚だったよ。

フランスCSがまだ健在だと証明したかったし、僕たちはトップにいることを示したかった。そういうライバル関係はミスを生みやすいけど、楽しかったよ。

― apEXは試合中に非常に声を出していたが、これはフランスチームの特徴? 

うん、フランスのLANに行ったことがあれば分かると思うけど、それが普通なんだ。2014年の頃も同じだったよ。誰も叫んでいなかったら、それは本当のフランスLANじゃない。

僕自身はやらないけど、慣れているよ。apEXはそのエネルギーを持ち込んでくれるし、僕にとってはホームのような感じがするね。


― 今年のAnubisでEternal FireやFaZeに苦戦したが、何が難しかった?

いや、そうは思わないよ。ropzが加入してからAnubisのアプローチを変えたから、まだ適応中なんだ。ただリズムをつかんで、快適にプレーできるようになればいい。

昨日、VPにAnubisで勝てたのは良い兆候だね。プレーを重ねるごとに良くなっていくはずさ。

― EliGEはMR12にはもっと銃弾が必要だと言っていた。あなたはそう思いますか?

彼の言いたいことは分かる。両方のピストルを失ったら、すでに6対0で負けていて、ゲームの半分がなくなってしまう。Valveをマネーシステムを調整したり、他のバランス変更をすることができる。

また、いくつかのマップは2年間変わっていない。エコノミー、ゲームプレイ、マップなど、ゲームをより良くするために調整できることはたくさんあると思う。


VitalityはIEM Katowice 2025の準決勝に進出。今大会の優勝候補の一角でもあります。

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