roeJがステッカーの収入を明かす。PGL Major Antwerp 2022では"約3,900万円"を受け取ったことを告白

2025年3月26日水曜日

インタビュー スキン 選手 大会

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Copenhagen Flamesに所属していたroeJは、賞金よりもほぼ2倍の収入をステッカーから得ていたと話しました。


Counter-Strikeのプロシーンでは、メジャー大会のステッカー収入がプロ選手にとって大きな収入源となり得ることは、広く知られています。しかし、選手がいくらもらっているかはあまり明らかになっていませんでした。

最近公開されたポッドキャスト番組『Bootcamp』のエピソードの中で、Copenhagen FlamesやMAD Lionsに所属した経験をもつroeJが、ステッカーがいかに収益性の高いものかを明らかにしました。


象徴的なStickerたち

Copenhagen Flamesでの活動時期は非常にいい時期だったし、Copenhagen Flamesの運営側は素晴らしい対応をしてくれたよ。 メジャー大会だけでも莫大な収入があった。これまで4つのメジャー大会に出場したけど、ステッカーだけで400万から600万デンマーククローネ(約9,000万円から約1億3000万円)もらえた。これは給与や賞金を含まない純粋なステッカー収入だよ。


多くの選手がステッカー収入の恩恵を受けていますが、roeJは自身の収入がメジャー大会での成功だけでなく、チームの運営側が選手に対して非常に有利な収益分配率によって押し上げられたと指摘しています。

ポッドキャストによると、Copenhagen FlamesはroeJ選手とチームメイトそれぞれに、ステッカー収入全体の14.5%を分配していました。



私たちが出場したメジャー大会でのステッカーの売れ行きが非常に良かったこともある。もう一つは、私たちの取り分が本当によかった。特にPGL Major Antwerp 2022はよかったね。はおそらく一人当たり約180万クローネ(約3,900万円)を受け取ったよ。

月に約2.5万デンマーククローネ(約53万円)をもらっていけど、たった1つの大会でそれと同じ額を一気に手にすることになる。

しかも、ただ予選を通過しただけでね。それが最終的に200万クローネ(約4,300万円)になるんだから。だからメジャー大会に出場し、良い収益分配を得られるかどうかが大きな違いを生むんだ。

 

roeJが出場したメジャー大会には、Copenhagen Flamesの選手として参加したPGL StockholmとPGL Antwerp、そしてFnaticの選手として参加したIEM RioとBLAST Paris Majorが含まれます。



HLTV.orgによると、roeJは現役中に32万6千ドル(約4,900万円)以上の賞金を獲得しており、ステッカー収入は競技からの賞金の2倍以上となっているようです。

Gaimin Gladiators、roeJ含む選手らとの契約問題で訴訟に発展

また、同ポッドキャスト内で、roeJを含む元Gaimin Gladiatorsの選手たちが、組織からの不当解雇を理由に訴訟を起こす意向を表明しました。

Gaimin Gladiatorsは、選手たちが契約で定められたコンテンツ作成などの義務を履行していないと主張し、契約条項に基づいて解雇しました。

しかし、roeJによれば、組織側は契約違反があったとされる条項を指摘したものの、選手側に通知や状況改善の機会を与えなかったと主張しています。

roeJは、「解雇の理由は正当とは言えず、法的手段に訴えるしかない」と述べています。

法的支援と訴訟の見通し

roeJによると、組織の拠点であるカナダで既にeSports分野に特化した弁護士を雇っており、訴訟費用は参加する選手全員で分担するとのことです。

訴訟に参加するのは、roeJの他に、同じくデンマーク出身のnicoodozを含むベンチにいた元選手たち、そしてコーチを含めた計8名です。



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