Astralisは、現在開催されているIEM Chengdu 2024で2勝し、好調なスタートを切りました。
AstralisはELEAGUE Atlanta 2017、FACEIT London 2018、IEM Katowice 2019、StarLadder Berlin 2019で優勝し、CS史上最多優勝回数を誇るチームです。
並外れた連携力が特徴的で、Nukeにおいては公式戦31連勝した記録を持つ強豪チームでした。あまりにも完璧な連携を見せる為、G2は途中でC4解除を諦めて負けを選択するなども話題になっていました。
しかし、dev1ceを筆頭にメンバーが移籍をすると、その力は落ちてきてしまいました。
そして2024年現在、NiPから戻ってきたdev1ceを残して、Heroicを支えてきたstavnとjabbなどが所属しています。
CS2になっても以前のAstralisの力は戻っておらず、CS2初のメジャー大会であるPGL Copenhagen 2024では予選敗退しました。
dev1ceがIGLを務める
メジャー大会に出場することが出来なかったAstralisですが、現在開催されているIEM Chengdu 2024では好調です。
dev1ceがIGLを務め、好調の滑り出しになりました。メジャー大会に出れなかったこともあり、練習する時間が豊富だったということもあるでしょう。
PGL Copenhagenの準優勝チームであるFaZeとの試合では、0-2とストレート勝ち。この勝因には少なからずdev1ceの指揮をすることで、jabbiとstavnが自身のロールに専念することができたということが挙げられるのではないでしょうか。
Ancientでのdev1ceの200IQスモーク
1マップ目のAncientでTサイドのAstralisはピストルラウンドで勝ち、順当にラウンド勝利を積み重ねると、4ラウンド目でdev1ceがTスポーンから奇妙なスモークを投げました。
このスモークはMidに落ち、FaZeが投げたモロトフを消火しました。どのマップもMidを確保するのは大事なことですが、AncientではCTで早い時間帯でMidにモロトフを投げ、勢いのあるテロリストを抑制することが大事です。
しかし、このスモークを投げることで、そのモロトフを無効化し、Midへの侵入を容易にすることができます。また、Tスポーンから投げたことで、テロリストは直に消火する必要がないので接敵に人数をかけて集中することができるメリットもあります。
このように、どこに投げるか分からない未知のスモークは観ていて面白いものであり、CSの一つの魅力ではないでしょうか??
以下、海外の反応
海外のCSプレイヤー
CSの楽しさはこういうところにある。これはメタになるかもしれない。
海外のCSプレイヤー
俺が思うに、gla1veは俺らが思っていたような大物ではなかったと思う。結局、ずっと糸を引いていたのはdev1ceだった。
海外のCSプレイヤー
OGも使っていたね。NartOutHereがTips&Tricksのビデオで紹介している。誰が最初に使い始めたのかはわからないけど。スポーン位置は2番で、グレネードの先端をレンガの交差点に合わせる。
このコマンドでのスポーンだね: setpos -392.000000 -2224.000000 -149.255737;setang -59.311916 105.312805 0.000000
海外のCSプレイヤー
個人的な意見だけど、コントロールする為に序盤に大きなスモークやモロトフを入れる必要があるようなマップは、よくないマップだと思う。
海外のCSプレイヤー
先手を撃つスモークか…
海外のCSプレイヤー
「アンチスタート」って感じだな
CSの魅力を少し強めに主張しているのおもろい